【夫婦仲修復】夫婦交渉術!「譲歩的要請法」の応用!ハードルは大きく、小さく!
「譲歩的要請法」
ってご存知ですか?
ビジネス用語として
有名ですが、
これを、
夫婦仲の修復に応用してみましょう。
「譲歩的要請法」とは?
簡単に言えば、
「1万円、貸して」
「嫌だよ」
「じゃあ、千円、貸して」
「ん-、千円ならいいよ」
これが
「譲歩的要請法」
です。
つまり、
初めに大きな要求を敢えてしておいて、
断られた時に、
もっと通りやすい要求を提示して、
その要求を通してもらう方法です。
もちろん、
ハードルを低くしたって
要求が通らないことはよくありますが、
この手法で要求が通る場合もあります。
これを
夫婦間でも使ってみましょう、
と言うことです。
「夫婦譲歩的要請法」
例えば、
旦那さんに「食器を洗ってもらいたい」場合、
いきなり
「食器くらい洗ってよ」
と言うのではなく、
「食事作るの当番制にしない?」
って、言ってみるのです。
すると、
「えーーー、嫌だよ」
ってなりますよね。
そこで、
「じゃあさ、週末だけ、食器洗ってくれない?」
「土曜だけ、とかでもいいからさ」
と言うように、
ハードルをかなり下げるのです。
すると、
人間の脳は、
「ああ、それならいいかな」
と錯覚を起こすのです。
このテクニックは、
言い方悪ければ、
詐欺師のテクニックでもあります。
30万の壺を売ろうとして、
敢えて最初に500万の壺を売ろうとするのです。
もちろん断られますが、
そこで、
30万の壺をだしてくる手法です。
ビジネスなんかでも
常套手段です。
大きな契約の前に、
さらに大きな契約を提示しておいて、
それで契約取れればそれに越したことないですし、
本来売りたかった契約を、
その後から提示することで
契約率を上げるという手法です。
夫婦間の応用
先ほどの
「食器洗い」
もそうですが、
他にも、
「ゴミ出し」
「掃除」
「買い物」
「パート」
「ゴルフクラブ」
「お小遣い」
なんでも使えますよね。
例えば、
「ゴミ出し」
「月水金、生ごみ出してよ」
「えーー、嫌だよ」
「じゃあさ、火曜の有価物だけお願いできない?」
「まあ、それなら」
「掃除」
「ねえ、掃除当番、決めようよ」
「えー、嫌だよ」
「じゃあさ、週1で風呂掃除だけお願いしていい?」
「ん-、それなら」
「パートで塾代、稼いできてくれないかな?」
「塾代って、1か月、いくらかかるのよ?夏期講習も?無理よ」
「じゃあさ、月3万ならパートでどうかな?」
「あ、月3万なら」
「10万のゴルフクラブ欲しんだけど」
「そんなの無理に決まってるじゃない」
「じゃあ、2万のクラブでもいいんだけど」
「あーー、まあ、2万くらいなら何とかなるかも」
のような感じです。
どうせ、お願いするなら、
少しでも
可能性の高い方法を使った方がいいと思いませんか?
もちろん、
ハードルを下げたって交渉成立しないことの方が
多いでしょう。
特に
女性は現実的です。
男性が、女性にお願いする時は、
難しいかもしれませんね。
でも、
どうせお願いするなら、
この方法を取ってみましょう。
たとえ1%でも、
確率が良い方がいいですよね。
「夫婦譲歩的要請法」の注意点
注意点としては、
最初のお願いを吹っ掛け過ぎないことです。
あまりに差がありすぎると、
最初のは何だったの?
ってなりますので、
気を付けてください。
そして、
この手法は、
夫婦間であれば、
多用し過ぎないことです。
ビジネスのように、
相手がいつも違えば、
この方法がどの相手にも使えますが、
夫婦は二人しかいませんので、
常に
この方法だと、
何回か使った時点で「またこれか」
ってなってしまいますので、
ご注意ください。
ここぞ、
と言うときか、
どうしても通したいお願い
の時に使ってみましょう。
あと、
この手法に限りませんが、
「タイミング」
は大事です。
夫婦は特に、
この「タイミング」次第で
交渉の結果はかなり違います。
男性は、
奥さんの生理の時期なんかも知っておくとよいですよね。
これも
相手への「観察」
です。
相手に興味を持つ、
と言う、
円満夫婦の大原則
です。
何を考えるにも、
やはり、
夫婦間では、
夫婦が円満になる方法が重要
と言うことですね。
まとめ
「夫婦譲歩的要請法」
と言うお話をしましたが、
やはり、
基本は、
夫婦が円満になることを考えていけば、
何事もうまくいく、
と言う結論です。
それこそ、
「またか」
と思われる方もいらしゃると思いますが、
どう頑張っても、
夫婦仲がうまくいくには、
アプローチが違うだけで、
基本は一緒です。
こんな結論で
申し訳ないのですが、
ご参考になさってください。
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