【夫婦仲修復】「自分軸」と「自分勝手」の違い!自分の「想い」を相手に伝える伝え方!
夫婦仲修復の基本は「自分軸」です。
と言うお話は、
何度もしてきました。
ですが、
「自分軸」で行動しようとして、
「自分勝手」になってしまっている方もおられます。
これは、
「自分軸」
ではありません。
自分勝手な「想い」
「想う」
ことは、自由です。
相手のことを「想い」
自分のことを「想う」
ここで考えてみていただきたいのは、
その「想い」を相手に
「押し付けていないか」
と言うことです。
自分が「想う」ことは、
あくまでも、
自分の「想い」であって、
それは、
相手の「想い」と同じであるかどうかは、分からないのです。
むしろ、
「違う」
と思った方が良いでしょう。
なので、
その自分の「想い」を相手に
「押し付ける」ことは止めましょう。
「押し付けて」しまうことが
「自分勝手」
な行動なのです。
ですが、
しっかりと、自分の「想い」を相手に「伝える」
ことは、非常に大事です。
相手と自分の「想い」が違うことに
相手も気付かないですし、
そもそも、
相手と自分の「想い」が違うのかを
知れてないのです。
「想い」の伝え方
では、
「押し付け」にならない、
「想い」の「伝え方」とは、
どうすればよいのでしょう?
結論です。
「お伺い」
です。
自分はこう思うんだけど、
「あなたはどう思う?」
って、聞けばいいのです。
例えば、
「食器を洗うことぐらい手伝ってくれてもいいのにな」
って思ったとします。
これは、
あなたの「想い」です。
あなたの「想い」は、非常に重要です。
でも、
「食器くらい洗ってよ」
って、なってしまっては、
「押し付け」
です。
これは、
あなたが「食器くらいは手伝うもの」
って勝手に思っていることを相手に押し付けているのです。
でも、
相手は、
「食器洗いは妻の仕事」
と思っているかもしれないのです。
もし、
その意見の食い違いがあれば、
そこで喧嘩が始まります。
「俺だって仕事で疲れて帰ってきてるのにまだ食器とか洗わせる気か?」
ってなります。
夫婦仲の悪化です。
でも、
あなたが、もし、相手に「お伺い」を立てる気持ちなら
喧嘩にはなりません。
つまり、
「食器くらいは二人で洗ってもいいと思うんだけど、どう思う?」
って聞くのです。
ここでのポイントは、
あくまでも、
「お伺い」
です。
相手がどう思っているのかを
「聞く」
のです。
あなたの考えを「押し付ける」
のではなく「聞く」のです。
そこで、
初めて相手がどう思っているのか、
分かるのです。
それに対して、
また、
「聞く」を続けましょう。
「疲れてるんだったら、週末はどう?」とか、
「家事代行、とかってどう思う?」とかです。
もちろん、
相手が食器洗いをしたくない、
と思っていることが分かっただけでも、十分だと思います。
こう言った、
相手がどう思っているのかを「知る」
ことが夫婦仲の修復には、最重要なのです。
分かっているようでも、
相手のことを全然分かっていないのが
「夫婦」
なのです。
もし、
相手のことを120%分かっていたら、
あなたは、敢えて相手の怒るであろうことなど、
言う必要がないですもんね。
「自分軸」で「聴く」
さらに、
気を付けたい点があります。
それは、
「お伺い」が、
「他人軸」にならないことです。
どういうことかと言えば、
「相手を主体に考えない」
と言うことです。
相手がどう思っているか知りたいのは
あなた自身である、と言うこと。
あなたの意思で相手にお伺いを立てて、
相手の「想い」を聞き出そうとしている。
つまり、
その理由が、
「相手に嫌われたくないから」とか、
「相手の思うようにしたいから」とか、
相手が主語になった行動では
「他人軸」
と言うことなのです。
ちょっとややこしいのですが、
相手に翻弄された行動ではなく、
あくまでも、
あなたがしたいことをあなたの意思でしている、
これが「自分軸」です。
なので、
「お伺い」
なのですが、
その相手の返答にあなたが気を病んだり、
イライラする必要はないのです。
あくまでも、
相手の意見を聞いただけ、
それは、
相手の意見ですから、
あなたがそれに対して不満を持つことはないのです。
もし、
返答に不満があれば、
それはあなたの「想い」ですから、
それも重要な「想い」です。
ですけど、
「不満」の気持ちが湧く、と言うことは、
「聴く」つまり「お伺い」
の意識がまだまだ足りていません。
相手の意見を「聴く」より先に、
あなたの考えが先行してしまっているので、
意見が違った時に、
「不満」が湧くのです。
「聴く」時は「聴く」に集中しましょう。
そして、
相手の意見に翻弄されない、ことです。
聴いて、聴いて、聴きまくって、
相手がこう言う考えだったんだ、
って、知りましょう。
そこで、
初めて、自分のとの考えの違いに気付きましょう。
そして、
どうするかを考えましょう。
そして、伝えましょう。
自分の「想い」を。
「押し付け」ではない、
あなたがどう思っているかを。
でも、
あなたは伝えたいことを伝えただけですから、
相手の意見に翻弄されてはいけません。
反対意見を言われても、
さらに反論するのではなく、
相手に自分の「想い」を伝えただけで十分なのです。
そして、
その「想い」は相手の頭にインプットされています。
もし、
伝わってなければ、
時を置いて
また「伝えましょう」
まだ伝わってなければ、
また、時を置いて
伝えてみましょう。
そうこうしているうちに
相手が妥協案を
示してくるかもしれません。
示してこないかもしれません。
でも、
相手の頭の片隅には、
あなたの「想い」が残っています。
それについて、
考えるのは「相手」です。
それがどうしても嫌なら、
他の部分で手伝ってくれるかもしれません。
こうして、
夫婦関係は築いていくのです。
時間がかかるのです。
焦って、
「押し付けて」
夫婦関係を悪化に導くのは避けましょうね。
死ぬまで一緒なのですから、
長い道のりです。
二人が笑顔になれる方法を
考えていきましょう。
まとめ
「自分勝手」
と言うのは、
自分の意見を相手に「押し付けよう」とすることです。
もちろん
意見の違いはあって当然です。
ですが、
それを相手に押し付けてしまうのは、
相手の反感を買います。
まず、
相手との意見の違いを「知る」こと、
です。
分かったように思っていても、
全然、相手のことは分からないものです。
でも、
「相手を知ること」
が「他人軸」になってしまわないように気を付けてください。
あくまでも
「自分軸」
です。
「他人軸」で夫婦関係の改善はありません。
ちょっと、ニュアンス的なことも多いので、
分かりにくのですが、
ご参考になれば幸いです。
皆さんが円満な夫婦になれますように。
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