【夫婦関係コラム】夫婦会話の「無し」を考える!④劣等感
夫婦関係の悪化については、
お互いの「謙虚さ」が
著しく低下していることが
原因の多くになっています。
ですが、
「控えめな心」と「劣等感」は
全く違います。
そして、
この「劣等感」と言うのを
会話に織り交ぜてしまうと、
相手は、嫌な気分になるのです。
謙虚な気持ちと劣等感
「僕は課長より全然仕事が遅いから」
「私はダメな人間よ」
「僕なんかには出来ないよ」
「私が悪いのよ」
「僕の給料が低いのが悪いんだ」
「私は○○ママみたいに綺麗じゃないから」
「僕のせいで・・・」
「私なんかいなくなった方が良いのかな」
「僕が死ねばいいんだろ」
どうでしょうか?
もし、
あなたが、こんな言葉を常に相手にかけているとしたら、
相手は、
あなたのことをどう思うでしょうか?
少なくとも、
あなたと一緒にいて「楽しい」
とは思えませんよね。
「謙虚な気持ち」
は大切です。
この気持ちが無いと、
横暴、
ごう慢、
自分勝手、
高飛車、
無遠慮、
生意気、
図々しい、
高圧的、
などなど、
夫婦関係を築いていくのには、
到底、あり得ない状況が出来上がってしまいます。
だとしても、
「謙虚」な気持ちが、度を超えると、
「劣等感」
となってしまうのです。
では、
どうしたら夫婦の関係を良好にできるのでしょうか?
「夫婦会話」を考える
「会話」
と言うのは、相手があって初めて成り立ちます。
つまり、
「劣等感」を感じていたとしても、
性格が「自分勝手」だとしても、
それを、
「会話」に持ち出さないようにすればいいのです。
もちろん、
自己中な性格や劣等感を持たないことが、
一番の解決策ですが、
これは、
性格的な問題で、
そんなに簡単に変えることは出来ないものです。
つい、誰かと比べてしまう、
つい、自分を卑下してしまう、
つい、思い込みが激しくなってしまう、
つい、暗い気持ちが心を支配してしまう、
つい、自分がいなくなることを考えてしまう、
こんな時は、
まず、
こんな自分に気付きましょう。
そして、
この気持ちをパートナーにぶつけるのは止めましょう。
会話の中で、
謙遜して物事を伝えるくらいは構いません。
ですが、
自分を卑下したり、
暗い気持ちを相手にぶつけたりしても、
相手は気分を良くすることはありません。
だからと言って、
すべて、
自分の心の中に溜め込んで、
どんどん自分をどん底まで落としましょう、
と言うことでもありません。
ですが、
相手はそんなことをぶつけられても、
全く、いい気分にはならない、
と言うことを理解しておきましょう。
これが、続くと、
相手だって、いい加減、嫌になり、
いずれ、
「別れてほしい」
と言う言葉を口にしてしまうかもしれないのです。
「劣等感」を感じたら
もし、
「劣等感」や「不安」を感じて、
自分の心の中で処理しきれなくなったら、
どうすればよいか?
まず、
パートナーにぶつけることは止めましょう。
ですが、
あなたが悩んでいるようであれば、
おそらくパートナーは
自分から「どうした?悩みがあれば聞くよ」
のような反応になってくるはずです。
もし、
それが無ければ、
そう言った関係を作れていない証拠です。
それは、
あなたが、日頃から「劣等感」を口にし過ぎて、
相手が、「またか」と思っているなど、
あなたに対して、
気持ちをかけていられないような状況になっていることが
考えられます。
「劣等感」などは、
夫婦の会話ではなく、
お友達や、会社の同僚、先輩、親兄弟、など、
たまにしか相談しないような人に相談しましょう。
いつもいつも、ってことになると、
そう言った人にも嫌われてしまう可能性があります。
お友達に相談するにしても、
同じお友達にいつも相談することは、
止めましょう。
まとめ
夫婦、と言うのは、
いつも顔を合わせるだけに、
いつもいつも暗い話をされてしまうと、
いい加減、嫌になるのです。
もちろん、
たまに、とかであれば、
親身になってくれるでしょう。
ですが、
仕事や家事で疲れ切った状態で、
暗い話は、夫婦間ではタブーなのです。
相談したい気持ちも分かりますが、
相手の気持ちも考えてみましょうね。
あなたが気付いた時には、
既に、相手の気持ちが遠く離れてしまっている、
なんてことが一番怖いことです。
ただ、
「相手の気持ち」と言うのは、
「相手に振り回される」
と言うことではないので、
そこも、
注意してくださいね。
ご参考に。
ご夫婦関係でお悩みのことがあれば、どんな小さな悩みでも、
お気軽にご相談ください。
メール相談は、初回1回無料とさせていただいております。
カウンセリングのみご希望の場合は、必須項目ご入力の上、
【ご相談内容】に「カウンセリング希望」とご入力して送信してください。
お電話でのお問い合わせも
承っております。
お気軽にお問合せください。
050-5235-0739