【夫婦関係コラム】修復できない夫婦のコミュニケーション!「期待」と「押し付け」の違い!
夫婦間で
「~してほしい」
「~ならいいのに」
ってこと色々ありますよね。
そんな時、あなたはパートナーになんて伝えますか?
コミュニケーション法
以前のブログで、
夫婦関係で相手に要求があるとき、
「ね、お皿くらい洗ってよ」
「お風呂掃除しといてよ」
「明日は、~時に起こしてくれ」
「今日の夕ご飯は八時からにしてくれ」
「今週末、買い物に連れってて」
「子供の勉強くらい見て」
「毎月、貯金くらいしろよ」
こんな会話をしてはいけません、
って書きました。
何気なく言っているセリフだと思いますけど、
これだと、
夫婦関係は、あっという間にどん底まで
落ちてしまう可能性を秘めているんです、
ってお話をしました。
えっっ、なんで?
普通の夫婦の会話じゃない、
って、思われましたか?
そんな方は、
危険ですよ。
夫婦のコミュニケーション
上の会話って、
相手に対する要求ですよね。
でも、
もしその答えがNOだった場合、
あなたはどう思いますか?
例えば、
「掃除機、壊れちゃったんで、今週末、電気屋さん連れてって」
「今週末は部長とゴルフだから無理だよ」
「先週もゴルフだったじゃない、掃除機、壊れたんだよ」
「そんなこと言われたってしょうがないじゃないか」
「もう、ゴルフ、ゴルフって」
「おれだって、別に行きたいわけで行ってるわけじゃないんだよ」
「クラブだってこの前買ったじゃない」
「うるさいな」
「何よ」
どうですか?
こんな会話、って日常的ですよね。
夫婦にありがちな。
でも、
この会話の大前提、
分かりますか?
奥さんが最初に言った
「電気屋さんに連れてって」
って言葉の裏に、
連れて行ってくれるものだ、
と言う前提で、会話を始めている事実があるんです。
つまり、
連れて行ってくれて当然、みたいな。
思い込みの会話をやめよう
奥さんにしてみれば、
掃除機が壊れてしまって、
家の掃除に困っている。
しかも、先週もゴルフで、
また二週続けてゴルフに行くなんて想像していなかった。
なので、
当然、
旦那さんからはOKの返事が来るものと思って
話を始めた。
至極、当然と言えば当然なのですが、
これは、
自分の考えを相手に押し付けてしまう
可能性がある話の始め方なのです。
もちろんNOの可能性を考えて要求していないので、
NOだったときは
頭に来てしまいますよね。
夫婦関係に限らずですが、
自分の考えを先に思い浮かべての質問は、
避けた方が良いでしょう。
夫婦以外であれば、
自分の要求でもすぐに取り下げると思いますが、
こと、夫婦に関しては、
自分の要求をそのまま押し付けてしまうことが
多いでしょう。
なので、
夫婦のコミュニケーションとしては、
相手の答えを予想して物事を言ってしまうことを
避けることがポイントになってきます。
夫婦コミュニケーションの取り方
とは言っても、
夫婦の間では、なまじ相手のことが分かってしまうだけに
答えを予想しがちです。
ですが、
ここは、フラットに
相手に何を言われても良いように、
頭を無にして、質問なり、要求を
持ちかけるようにしなければなりません。
ここで、
一つ、コミュニケーション法を教えますね。
相手に何かしてほしい時、
命令口調で言うのではなく、
「~してほしいな」
って、お願いするのです。
もちろん、
してほしいだけなので、
相手の答えがNOの場合もあります。
ここで、
ポイントは、「~してほしい」
って言いながら、してくれて当然、
みたいな考えで言わない、
と言うことです。
~してほしい、けど、
してくれなくても、もちろん当然。
そんな気持ちで、
お願いしてみるのです。
これは、
夫婦仲修復の基本中の基本である
「謙虚」
って気持ちの再確認です。
夫婦仲の悪化の原因は、
お互いの「謙虚」な気持ちの欠落によるものが
ほとんどです。
~して当然、なんて気持ちは、
夫婦関係には、あってはならないのです。
まとめ
コミュニケーション法は、
以前のブログでまとめてお伝えしましたが、
最も大切な
「謙虚」ってお話を最近しましたので、
コミュニケーションにも
「謙虚」な気持ちは大切ですよ、
ってお話でした。
付き合い始めや、
結婚当初、
お互い「謙虚」の最上級で
一生を誓ったはずなのに、
いつの間にか、
無くなってきてしまう感覚が、
「謙虚」
なんですよね。
「初心忘るべからず」です。
もう一度、
立ち戻ってお互いの気持ちを
確認してみるのも良いでしょうね。
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