【夫婦関係コラム】「愛する力」尽くす＝愛する、ではないと言うこと！
あなたは、パートナーに尽くしていますか？
「私は（僕は）こんなに尽くしています」
って言える方、
夫婦関係、大丈夫ですか？
悪化してませんか？
「尽くす」こと
パートナーに尽くしている、
って、何の迷いもなく言える人、と言うのは、
裏切られた時、
例えば、
浮気や、モラハラ、実家に帰ってしまった、とか、
他にも、
自分に都合が悪い行動を相手に取られた時、
「こんなに尽くしているのに何で？」
って、よく口にします。
この言葉、と言うのは、
「他人軸」
なのです。
全て、
対象物が「相手」
であり、
「自分軸」
で物事を考えられていないために
出るセリフなのです。
ここで、
「愛する」の「愛」ってなんだ？
ってお話をします。
究極の「愛」
「わたしはあなたを愛してます」
と言う言葉、の「愛」
って、どんなことだと思いますか？
「私はあなたを愛してます」
って
「私はあなたを好きです」
に置き換えられると思いませんか？
これでは本当の「愛」ではない、と思うんです。
相手のことを「愛している」
のであれば、
「無償の愛」
であってほしいのです。
つまり、
相手から見返りを求めない
「愛」
です。
あなたが、
子供に注ぐ「愛」
のことです。
子供に
何の見返りも求めませんよね。
自分のためにいずれは、お金を稼いでくれるんじゃないか？とか、
いずれは、介護してもらうために、今育ててるんだ、
なんて、思いながら、子供のことを育てたりしませんよね。
つまり、
何の見返りも求めず、
ただただ、愛情を注ぎまくる、
これが
「無償の愛」
であり、
「愛してる」
は、この「愛」
であってほしいのです。
と言うことは、
「こんなに尽くしてるのに」
って、言葉は、
見返りを求めた結果、出てくる言葉ですから、
つまり、
「愛」ではない、
尽くしてる、
って思うことは、
相手を
「愛していない」
とも言えるのです。
もし、
それが、
見返りを求めない「尽くし」
であったとすれば、
それは、
「愛」
なのだと思います。
ならば、
裏切られようが、
相手が思い通りにならなかろうが、
あなたが、
尽くしていることに
何の問題もないですよね。
あなたが尽くしていることと、
相手が浮気することとは、
何の関係もない、
つまり、
こんなに尽くしてるんだから、
浮気をしちゃいけない、
にはならない、と言うことです。
だって、
それが、
「無償の愛」
なのだから。
「尽くす」の意味
「尽くす」
って、
素晴らしいことですよね。
相手を思いやって、
相手のために何でもしようとする心、
でも、
それは、
自分の意志でやっていることで、
相手がどうの、こうの、
ってことは、全く関係ない、ということでなければ、
それは、
「愛」ではありません。
あなたの勝手な思い込みにしかすぎません。
少し、
言い過ぎかもしれませんが、
「こんなに尽くしてるのに、なんで？」
って思ってしまう人は、
軸を
相手から
「自分」
に向けてみましょう。
「尽くしている」
のだとしたら、
それは、
何でか？
「自分が尽くしたいから尽くしている」
相手の反応は関係なく、
です。
相手に、裏切られたって、
それは、
あなたとは関係のない、
あなたが尽くしていることとは、
全く、別の問題。
つまり、
あなたは、
相手の見返りのために尽くしている訳ではなく、
「あなたが、あなたの意志で尽くしている」
そう思えていないことが、
「他人軸」
なのです。
で、あれば、
あなたの軸を
「自分軸」
にしましょう。
と言うことです。
他人様に「尽くす」
前に、
もっと、「自分」に尽くしてみましょう。
自分が満たされていないから、
「こんなに尽くしているのに」
と言う言葉が出てきてしまうのです。
「自分」
が満たされたうえで、
そのこぼれた愛情を、
相手にも分け与えましょう。
それが、
「尽くす」
ってことです。
まずは、
自分の愛情をこぼれるほどいっぱいにしましょう、
と言うことです。
まとめ
「愛」
については、
以前もこのブログで書きましたが、
人それぞれ感じ方は違うので、
あまり、
面白い内容ではありませんよね。
なので、
深くは突っ込みませんが、
夫婦間での「愛情」
を勘違いされている方は多く、
夫婦仲が悪くなる人ほど、
「こんなに尽くしているのに」
と言う言葉をよく使います。
例えば、
浮気された
「こんなに尽くしてるのに」
例えば、
喧嘩になった
「誰のおかげで飯が食えてると思ってるんだ」
例えば、
子供のことで
「なんで私ばっかりが育児を任されなきゃいけないの」
こんな会話、
これって、みんな、
相手のためになんかしてやってるのに
何でそんなことを言うのか？
ってことですよね。
「してやってる」
です。
言い換えれば、
嫌々、相手のために尽くしている、
嫌々ではなかったとしても、
相当、溜まっているから、
相手に、
そんな言葉が出てしまうのですよね。
つまり、
「自分」
が満たされていないのに、
相手のために尽くさなきゃいけない、
くらいな感覚なのです。
もちろん
夫婦生活を送る上で、
やらなければいけないこともたくさんあります。
ですが、
それ以上に、
「自分」
を満たすことを考えてみてください。
自分が満たされなければ、
相手に「尽くす」
ことなどできません。
無理やりやらされているのと一緒です。
それは、
「尽くしている」
ことになりません。
相手のために
何かするのであれば、
やらされているのではなく、
自分の意志、
で動いてみましょう。
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