【3分で読める簡単解説】審判離婚とは？利用されない審判離婚の理由と実態
「離婚」は「結婚」の何倍も、何十倍も
労力を使います。
とにかく分かり易く「離婚」を解説します。
あなたの「本物の幸せ」を手に入れてくださいね。
離婚の種類と審判離婚
まず、離婚には
「協議離婚」
「調停離婚」
「審判離婚」
「裁判離婚」
の４種類があります。
「審判離婚」は、
離婚全体の1％にも満たず
事実上、ほぼ利用されていません。
では、一体、どんな「離婚」なのか。
簡単に説明していきます。
「審判離婚」とは？
「審判離婚」とは、
「調停離婚」などで、
当事者が、ほぼ、合意しているにもかかわらず、
何らかの理由で、
どちらかが、
行方不明になったり、
どちらかが、
病気で、調停に出られなくなったり、
もしくは、
二人が、合意に至ったにもかかわらず、
その後に、くつがえしたりした時に、
裁判所が、
職権を行使して、
離婚を成立させてしまう「離婚」を言います。
つまり、
あまり、現実的ではなく
ほとんど、この「審判離婚」で
「離婚」が成立することはないのです。
裁判までもつれて「裁判所」で判決が出る
「裁判離婚」、
もしくは、二人の話し合いによる
「協議離婚」「調停離婚」
「離婚」の大半は
「協議離婚」離婚です。
「審判離婚」とは、
本当に非常にまれな
「離婚」のケースなのです。
この「審判離婚」は、
「調停」の最終局面で相手が来なくなった、などの理由で、
「調停」が成立しなくなっては、不都合が生じる場合に
裁判官が「審判離婚」として離婚を成立させてしまうことを
言うのです。
その他
この「審判離婚」にかかる費用は、
1200円と極端に安いですが、
弁護士さんを雇った場合には、費用がかかりますので
ご注意を。
「審判離婚」は、
「調停」からの流れでなく、
最初から「審判」を申し立てることもできます。
ですが、
申し立てには、当事者二人での
申立てが必要で、
「離婚」や「離婚の条件」などを
裁判官が決めてしまう、
と言う「離婚」なので、
よほどの理由がなければ、
「審判離婚」を選択することは、
ないのでしょう。
また、この「審判離婚」では、
相手方のサインや押印、証人なども
必要ありません。
このことは、頭の片隅にでも
入れておくと良いかも
しれません。
