【夫婦仲修復】修復に欠かせない「マインド」その２「感謝」
その１では、
「謙虚」ってお話をしました。
結婚して時が経つと、
自然と無くなってしまう「マインド」が、
「謙虚」
って心です。
最初は、みんな持ち合わせて
お付き合いを始めるはずなんですけど、
いつの間にか減っていき、
結婚すると、減り方は一気に加速します。
その「謙虚」
の気持ちと同じように、
時間の経過とともに薄らいでいくものがもう一つあります。
それは、
「感謝」
という「マインド」です。
日本人男性が一番苦手な言葉
感謝の言葉と言えば
「ありがとう」
ですが、
実は、この言葉って
言いにくいですよね。
特に、
夫婦間では。
思っていても、
なかなか口にできない言葉ですよね。
逆に、
「ありがとう」をかなり軽く言う人って、
本当に感謝してくれてるのかな、
って疑わしい時って、
多々あると思いませんか？
ま、でも、言うか言わないかはともかく、
その気持ちが、あるかないか、
と言うことなんです。
夫婦の間では、
日頃の生活が当たり前になってしまい、
本当は感謝すべきことに、
「感謝」できていないことが
ほとんどなのです。
では、感謝すべきことって
なんだと思いますか？
当たり前は当たり前ではない
この「感謝する」
ってマインドは、
何か特別なことをしてくれた時だけ
発動されることだと思っていませんか？
例えば、
誕生日に祝ってくれた、とか、
病気の時に看病してくれた、とか、
海外旅行へ連れて行ってくれた、とか、
とにかく、
特別な時だけの言葉
だと思っている人が非常に多いのです。
でも、
実は、
「日頃の当り前」
を感謝しなければいけないのです。
どういう事かと言えば、
奥さんの家事、
当たり前だと思っていませんか？
いつものように
朝、ご飯が出てきて、
帰ると、お風呂が準備されている。
毎日の洗濯や
夕ご飯、買い物、ごみ出し、
全て、当たり前のようにこなしてくれていますが、
これって、
実は、
当たり前のことではないのです。
炊事も洗濯も掃除もやらない、
なんて女性はごまんといるんですよ。
奥さんもそうです。
毎月、お給料が銀行口座に振り込まれるのって
実は、
当たり前じゃないんですよ。
旦那さんが、
毎日、毎日、満員電車に揺られ、
上司に怒られ、取引先にペコペコ
下げたくもない頭を下げているから、入金されるんです。
世の中には、
奥さんが昼間正社員で働いて、
家事も一切、旦那さんはやらずに、
ひものような生活をしている男性って
意外と多いんです。
もちろん、
どっちが大変で、どっちが偉いとかはありません。
でも、
そんな大変なことが、
夫婦の間では、お互いに当たり前になって
そのことに感謝できなくなっているんです。
これが、
夫婦仲悪化の最大の原因です。
自分が、普通の生活を送れているという
「感謝」
を相手に持たなければいけないのです。
「感謝」マインドとその伝え方
もし、
可能なら、
「ありがとう」
を１日３回相手に言いましょう。
これは、
夫婦仲修復の重要なキーワードです。
他記事でも書きましたが、
夫婦関係を修復する第一ステップです。
でも、
特に男性は、
これが言えるんだったら
夫婦仲なんか悪くなってないよ、
言えないから困ってるんだ、
って方もおられるでしょうね。
でも、
そんな方に、
お聞きしますが、
日頃から、感謝の気持ちを持っていますか？
言えない、って言い訳にしてませんか？
たとえ、
口にできなくとも、
食卓に着いた時、
奥さんに「ありがとう」って気持ちで
「いただきます」って言ってますか？
飯の支度なんか当たり前だ、って思っていませんか？
朝、Tシャツを着る時、
洗濯ありがとう、って気持ちで
袖を通してますか？
洗濯なんか当然だ、って思ってませんか？
夜、ベッドに入るとき、
メイキングしてくれてあることに
感謝して布団に入ってますか？
ベッドメイキングなんてできて当然だ、なんて思っていませんか？
そういうことなんです。
そんな考えが夫婦仲を悪化させているんです。
たとえ、言わなかったとしても、
「感謝」の気持ちでいつもいることが
夫婦仲の修復につながるんです。
常に、
そんな気持ちでいれば、
感謝を伝えられないことに
もどかしさまで感じてくるでしょう。
すると、
ちょっと、ごみ出して行こうか？とか、
帰りに牛乳、買ってこようか？
なんて言葉が自然に出たりします。
奥さんもそうですよ。
毎日仕事に出かける旦那さんに感謝の気持ちがあれば、
給料明細の封筒を渡されて、
「ああ、ちょっと今、手が離せないから、そこ、置いといて」
なんて言葉は、口が裂けても言えないはずです。
仕事から疲れて帰ってきた旦那さんに向かって、
「もう、早くお風呂入っちゃってよ、食器が片付かないじゃない」
なんて、感謝の心がどこかへ行ってしまっているから
出る言葉なのです。
これらが
日常の当り前になってしまって
相手に対して傲慢になっていることに
気付かないといけないのです。
理想の夫婦って？
旦那さんが帰宅したら、
奥さんが玄関まで飛んで行って、
「おかえりなさい、今日もお仕事お疲れ様、いつもありがとう」
旦那さんは
「ただいま、こちらこそ、いつも大変な家事ありがとね」
ハグハグ、、、
まあ、あり得ないですけど、
こんな生活を皆さん夢見ていたわけですよね。
結婚当初は。
正直、ここまでではなくても、
近い生活へは、修復可能です！
それには、
まず、
その１、謙虚な気持ち
その２、感謝の気持ち
そして、
その３、その４・・・へと続きます。
これらが
全て達成された時、
きっと夢の生活が実現されます。
まとめ
夫婦仲が悪化してしまっているご夫婦は、
まず、
自分たちの状況を判断することが
大切になってきます。
状況判断と言うより、
「気持ちの整理」
と言った方が良いでしょうか？
大前提として、
修復したいのか、
したくないのか、
自分の気持ちが相手にあるのか、
ないのか、
愛しているのか、
いないのか、
相手の気持ちもあります。
相手が現在、どう思っているのか？
相手は、どうしたいと思っているのか？
それらを総合的に判断して
今、何ができるのか、を考えていかなければなりません。
いずれにしても、
自分の「マインドセット」はいつでもできます。
もちろん、
相手がいることなので、
簡単に「マインドセット」
とはいかないのも
重々、承知していますが、
自分の意識を改革していくことはできます。
まずは
「マインドセット」
を考えてみましょう。
「相手」に翻弄されることなく、
とにかく、やってみることが大切です。
もし、
迷うことがあれば、
お気軽に相談してみてくださいね。
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