【夫婦関係コラム】結婚は「傷の舐め合い」ではない!支え合って夫婦は成長する!
不幸な同じ境遇の者通しが
惹かれ合って結婚する、
なんてことはよくありますよね。
不幸な境遇でなくても、
結婚する理由に相手が「優しい」
を挙げる人はとても多いです。
でも、
この「優しい」が
傷の舐め合い、になってしまった夫婦は、
多く場合、終わりを迎えます。
「優しさ」は「厳しさ」
「パートナーが優しい」
これは、
結婚生活を送っていく上で、
もっとも重要です。
「優しさ」と言うのは、
「相手を思いやる心」だからです。
相手の身になれない人、
と言うのは、
結婚生活を送っていても、
どうしても自分勝手になりがちで、
うまくいかなくなることが予想されます。
ですが、
ここで勘違いしてほしくないのは、
「優しさ」とは、
「傷の舐め合い」ではない、
と言うことです。
もちろん、
落ち込んで気分が最悪の時に、
優しい言葉で癒してくれる相手には
感謝しなくてはなりません。
でも、
その「優しさ」の先には
「二人の成長」
が無ければ、
夫婦関係がうまくいくことは無いのです。
「支え合う」とは?
例えば、
会社で上司に怒られて、落ち込んでしまった時、
パートナーによしよし
ってされて、気持ちが癒された。
でも、もし、夫婦が
これだけの関係だったら、
おそらく、
いずれ終わりを迎えるでしょう。
「傷の舐め合い」です。
もちろん、
上司に怒られて、
「お前が悪いに決まってるだろ」
「あなたが脳なしなの」
みたいな言い方をするようなパートナーは
論外です。
ですが、
よしよししてくれて、
その先に、
しっかり、なんで怒られたのかを一緒に考えて、
ちゃんと、なら今後どうしたら良いのか、
まで考えていける夫婦関係が必要なのです。
これが、
「支え合う」
と言うことです。
「傷の舐め合い」
だけで終わってしまう夫婦関係だと、
もし、
「癒してもらえなかった」時、
相手を責めるようになります。
相手の都合を考えずに
「癒される」
と言うだけの自分中心なものの考えになるからです。
「支え合う」夫婦関係
「優しさ」を
ただ優しい言葉をかけてくれるだけ、
と勘違いしている方は、
考えを正していきたいですね。
「優しさ」は時に「厳しさ」
なのです。
「厳しい言葉」も
実は、
相手の「優しさ」なのです。
ただし、
人間は、気分が落ちている時に、
さらに追い打ちをかけるような人と一緒にいることは出来ません。
まず、
落ち込んだ心を癒さなければなりません。
別記事になりますが、
この「癒す」と言う、よしよし、ってする心は、
「母性」です。
そして、
じゃあ、どうしようか、
って、その先を考える建設的な心は、
「父性」
なのです。
https://co-counseling-office.com/bosei7fusei3/
(母性愛・父性愛を詳しく書いています)
そして、
人間は、必ず一人の心の中に、この「母性」と「父性」を併せ持ちます。
そして、
この「母性」と「父性」の黄金比率は、
「母性70% 父性30%」
と言われています。
よしよし70、じゃあどうする30
です。
つまり、
しっかり、心を癒した上で、
その後を、少しだけ考えていくような感覚です。
自分に厳しく、他人にも厳しい、
と言うような方は、
「父性」が強い方です。
でも、
この「父性」が無いと、
夫婦として「支え合い」
「成長」していくことは出来ないのです。
まとめ
夫婦がお互いを労わり合っていけなければ、
「夫婦」が成立しません。
ですが、
パートナーはあなたに厳しく接することもあります。
でも、
その「厳しさ」が、
「相手の身になって」の「厳しさ」
でなければなりません。
単なる
自己中心的な「厳しさ」を相手にぶつけることは
止めましょう。
相手を思いやって、
「相手に寄り添う」
この気持ちが大切です。
この「寄り添う」気持ちは
「母性愛」でよしよししてあげましょう。
そして、
相手が癒されたら
しっかりと今後を考えていきましょう。
これは、
パートナーに対してばかりではありません。
自分の心の中にも、
自分自身でこの「母性70・父性30」を作っていきましょう。
これを自分でコントロールできるようになれば、
パートナーに対しても、
「支え合える」関係を
築いていくことができるでしょう。
ご参考に。
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