【夫婦関係コラム】「本能」は夫婦仲を修復したくない！？修復のブレーキの正体！
会話を復活させたい、
セックスレスを改善したい、
出て行ったパートナーに戻ってほしい、
モラハラを止めさせたい、
浮気の常習を何とかしたい、
色々な
夫婦仲の修復を願いますよね。
でも、その時の
脳の働きって、
どうなっているのでしょう？
修復のブレーキ
脳の本能的根本のお話です。
脳は
「変化を嫌います」
新しいものに着手することを
本能的に脳は嫌うのです。
例えば、
会話がない、とします。
もちろん、楽しく笑顔で話すことが出来たら
こんなに楽しいことはないですよね。
なので、
会話を復活させたい、
と、あなたは思います。
そんな時、
「でも・・・まあ、会話が無くても死ぬ訳じゃないし、
別に、業務連絡さえ届いていれば、別にいいか」
とか、
「セックスレスだったとしても、そんな夫婦、いくらでもいるし」
とか、
「モラハラだって、いつものことで慣れてきちゃったし」
とか、
「喧嘩するのも仲のいい証拠、とか言うし」
なんて、
頭のどこかで思って、修復の行動が進まない時、
って、ないですか？
実は、
これが、
脳の本能的な働きなのです。
「今のままで良い」
そう思うことが脳で無意識に行われているのです。
切羽詰まった究極の状況
夫婦仲においてだけではないですが、
人間は、
最悪の状況に追い込まれないと、
なかなか行動できないものです。
例えば、
遅刻ギリギリまで、寝ている、とか、
夏休みの宿題は、7/31までやらない、とか、
締め切りが迫ってくるまで、全然身が入らない、とか、
風邪をひいても、熱が３８度を超えないと病院に行かない、とか、
離婚届を突き付けられて、初めて、慌てて弁護士さんに相談する、とかです。
ですが、
夫婦関係においては、
早く手を付ければそれだけ、
改善も早いのです。
癌の早期発見、早期治療みたいなものです。
会話がないだけのご夫婦と、
家出してしまったご夫婦と、
目の前に離婚届を突き付けられたご夫婦では、
どのご夫婦が修復しやすいか、
一目瞭然ですよね。
なので、
早めに対処しましょう、
と言うことです。
もう一つの「本能」の話
人間の脳の本能的なお話をもう一つします。
人間は、
生殖の「本能」を持ちます。
子孫繁栄のためです。
そして、
男性は、その本能に従うと、
「浮気」をします。
どういうことかと言えば、
男性は子孫繁栄のため、
自分の「種（しゅ）」をばら撒かなければならないのです。
自分の縄張りを拡げるためにも、
より多くの自分の「種」を残さなければならないのです。
つまり、
奥さん一人ではいけないのです。
（本能的にです）
そして、
女性は、身ごもる性ですから、
自分の子供を残すことで子孫繁栄を目指します。
つまり、
より良い「種」を身ごもるために、
「種」を「選別」するのです。
つまり、
子供を産んでしまえば、
さらに「優良」な「種」を探し求める「本能」があるのです。
それは、
より強くて、しっかりした子孫を残していくためです。
つまり、
人間の本能とは、
一人のパートナーと一生を共にする、と言うのは
「本能」に反した行動なのです。
（本能的な話です）
「結婚」とは、
人間が作り出した「ルール」の一つであり、
「本能」とは、
完全に逆を行っているのです。
お分かりかもしれませんが、
人間の「子孫繁栄」のため
と言う「本能」のことから言えば、
「結婚」
と言う制度は、
「本能的」には、邪魔なものなのです。
ただ、
いわゆる動物界のような、
弱肉強食的な生態系が、
人間をここまで繁栄させたかと言えば、
そうではないのでしょう。
なので、
人間が生態系の頂点に立つことができ、
こうして現在があるのすから、
「結婚」の制度は、
間違った制度ではないのです。
これが「人間」にとって最善なのでしょう。
でも、
「本能」的には、
そんな「逆を行く」一面があるんですよ、
と言うことです。
まとめ
夫婦仲が悪くなって、
夫婦仲を改善したい、
そう思った時に、
脳は、
ブレーキをかけ、
本能的に
修復を妨げようとするかもしれません。
ですが、
人間は、知能も生物界で最高です。
相手の気持ちも分かる、
動物です。
ですので、
結論として、
「あなたはどうしたいのか」
という、
目的意識をしっかり持ち、
それに、
まい進していかなければならないのです。
ブレーキがかかるから、
やらない、
のではなく、
どうしたらできるのか、
を考えていく必要があります。
ただ、
本能のままに異性を漁るのは止めましょう。
（すみません、言葉が汚いですが）
人間には、
相手を思いやる、という感情も持ち合わせています。
相手の嫌がることを
敢えてやるような人間にはならないよう、
気を付けましょうね。
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