【夫婦関係コラム】離婚理由1位「性格の不一致」でも、その性格は作られたものだった！
２０２０年、司法統計によると、
離婚理由が、激変しました、
って話題は、以前、書きました。
今日は、
その話題ではなく、
「性格の不一致」の「性格」
についてです。
あなたは「自分自身の性格」って、
よく分かっていますか？
分かっているようでも、
実は、その性格、
誰かに「作られたものだった」
としたら、
怖くないですか？
そんな話題です。
本来の性格資質は５０％・・・残りは？？？
アメリカの精神科の先生が、
人間とは、
本来持って生れた「性格」とは、
半分の５０％しか、機能していない、
と言っています。
では、
残りの半分は、なんなのでしょう？
実は、
「自分の性格」であっても、
その性格の５０％は、
生まれ育った環境や現在のパートナー、
職場の先輩や同僚、
など、自分を取り巻く環境が、
本来の自分の性格ではない、
「性格」を作り上げている、
と言うことなのです。
ただ、
「夫婦関係」にだけ着目すると、
個人的には、
自分本来の「性格」１０％
残り、周りの環境によるもの９０％
ではないかと思っています。
中でも、
「親の育て方」
は大きく関係しています。
パートナーの性格の作られ方
例えば、
親に虐待を受けて育った子は、
「自分は絶対に自分の子供に虐待なんかしない」
と心に決めて結婚して子供ができると、
同じように自分の子供を虐待してしまう。
こんなことは、
良くある事実です。
例えば、
親が離婚している家庭の子供が結婚すると、
やはり、離婚率が高かったり、
親が鬱だと、子供も鬱になり易かったり、
という、
親の育て方によって、
結婚生活が影響を受けているケースが、
散見されます。
つまり、
夫婦関係は、
パートナーの自分に対する接し方によって、
自分の性格までもが、
変化してしまっている、可能性が大きいのです。
夫婦が長くなると、生活していて、
ある日、
「あれ！？自分ってこんな性格だったっけ？」
って、思うことないですか？
「昔は、もっと温厚だったのに・・・」とか、
「こんな小さなことが気になる性格だったっけ？」とか、
「私って、こんなに嫉妬深かったの？」なんて、
思いもよらない、自分の性格に気付くこと、
があると思うのです。
それって、
実は、パートナーによって作られたもので、
自分の性格の本質ではなかったりするのです。
「性格の不一致」
例えば、
自分の性格の本質は、嫉妬深くないはずでも、
パートナーの度重なる「浮気」によって、
自分の性格が
嫉妬深くなってしまった、とか、
本来、
女性の肩をポンポンだってしたことがなく、
絶対にあり得ないはずなのに、
自分の意見を常に上から目線で反対してくるパートナーに、
いつの間にか、手を上げている、
なんてことが、
夫婦関係だと起こってしまうのです。
これは、
「夫婦」と言う、特異の人間関係が
パートナーの性格まで、変えてしまっている、
と言うことが考えられます。
それなのに、
その「性格」の違いによって、
「離婚」まで発展してしまう、
夫婦がとにかく多いのです。
これでは、
結婚しても「離婚」の数は増える一方です。
では、
この状況を、
どうすれば、
防ぐことができるのでしょうか？
結婚とは相手を受け容れること
結局は、
この「相手を受け容れる」
と言う、これ一言に尽きます。
相手の性格がどう変わろうが、
どんな人であったとしても、
それを含めて、
相手と共に歩んでいくのです。
そんなことが可能なのでしょうか？
自分の愛した人が、
こんなに、全く違った人になってしまった、
なんてことが起こったとしたら、
「自分の愛した人ではない」
と、思ってしまいますよね。
でも、
それは、実は、
あなたが相手を変えてしまったんだとしたら、
それは、
本来のパートナーに戻すことができるのも
「あなた」であるということ。
そして、
それは、
「可能」なのです。
むしろ、
このまま、関係を終わりにしても、
これは、
何度でも繰り返すだけのことです。
お分かりになりますでしょうか？
つまり、
「再婚」「離婚」を繰り返すだけなのです。
相手を受け容れようともしないで
性格が分かったら、もしくは、
性格が変わってしまったから「別れる」では、
永遠に、
同じことの繰り返しなのです。
中には、
自分が相手を変えてしまったとしても、
その、変えた相手にベストマッチする、
なんてこともあるかもしれません。
でも、それに
出会うまで、離婚、再婚を繰り返すというのは
あまり得策ではありませんよね。
まとめ
ここまでは、
悪い方の変化ばかりを書いてきましたが、
パートナーの性格を「結婚」が
良くしてしまうケースもあるのです。
例えば、
「お前、結婚したら変わったよな、怒らなくなった」とか、
「結婚したら、明るくなったよね」
なんて、周りから言われるようなこともよくあります。
これらは、
「結婚」によって、
本来、怒りっぽい性格の人が、
怒らなくなったり、
結婚によって暗い性格が明るくなったり、
性格が、180度変わってしまう人もいるくらいです。
実は、
これが、
望むべき目標であって、
誰にでも目指すことはできるのです。
夫婦は
お互いを尊重し合い、
高め合っていくことができるのです。
そして、
それは、
誰にでも可能なのです。
どうせ
パートナーの性格を作るのなら、
「良い」方へ作り上げた方がいいですよね。
その方法のヒントは、
このブログの中で、
たくさん書いていますので、
ぜひ、ご参考になさってください。
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