【夫婦仲修復】大原則「聴く」と「言う」
夫婦仲が悪化する夫婦と言うのは、
どんな夫婦か?
一言で
「相手の話を聞かない」
こんな夫婦です。
今日は、
大原則「聴く」と「言う」
をお話します。
「聞く」でなく「聴く」
夫婦関係でコミュニケーションが大切、
という話は、
何度もしてきていますが、
関係が悪くなるご夫婦と言うのは、
自分たちでも気付かず、
相手を「否定」
しているのです。
例えば、
「みそ汁、もう少し濃い目にしてよ」
「病院、行った方がいいよ」
「そろそろ、あの子も塾に行かせましょうよ」
「朝、あと30分早く起きた方がいいんじゃないか」
「ジョギングしたら」
「家計のやり繰りは任せてるだろ」
「ゲームばかり止めて」
「子供が泣いてるよ」
どうですか?
普通に使っている言葉ばかりですよね。
でも、
これが悪い訳ではないのです。
問題は、
この「後」
です。
言葉の言い方を変える
上の会話って
実は、ほとんどが、
相手に対する「否定」
なんです。
みそ汁の味に対する「否定」
自分の体調に対する相手の「否定」
起きる時間の「否定」
ゲームの「否定」
子育ての「否定」
なので、
できれば、これ自体、言わない方がいいのですが、
これを言わなくなったら、
会話自体が無くなる、
そんな方もいるでしょう。
であれば、
言い方を変えるか、
受け取り方を変えるか、
です。
例えば、味噌汁。
言い方を変えるなら、
「この味噌汁、ちょっと薄くないかな?」
です。
相手に、
「濃くしてくれ」
って、要求するのでなくて、
「質問する」
形にするのです。
まあ、それでも、
「味を否定された」
って感じる人もいるでしょうが、
少し、柔らかくなりますよね。
会話自体が。
そして、
質問形式にすることで、相手に意志を委ねられるのです。
「薄くないかな?」
って言われたことで、
「そうかな、薄くないけど・・・」
って思う人も
「あ、ちょっと薄かったね」
って思う人、
「あなたのために敢えて薄くしてるのよ」
って人もいるでしょう。
もし、
「敢えて」
だった場合、
「あなたのためじゃない、何言ってるのよ」
って、やっちゃいそうですよね。
言葉の受け取り方
では、
今度は、
言葉を「受け取る側」
を考えてみましょう。
では、みそ汁、
「濃くしてくれ」
と言われた場合、
もし、
「否定された」
と感じたのなら、
そうなのでしょう。
相手は自分のすることに
「否定」的なんです。
それは、
しっかり受け止めましょう。
ですが、
それは、それで、相手が考えていることであって、
あなたが、それに
一喜一憂する必要はありません。
言わせておきましょう。
相手の考えることと
自分の考えることは違って当然です。
ただし、
ここで考えるべきことは、
相手が「そう思っている」
と言うこと。
その考えに「寄り添う」こと。
「そう思っている」
と言うことを
「理解する」こと。
ここで、
言われたことについて、
さらに「反論」する必要はありません。
言わせておきましょう。
ですが、
例えば、
味噌の量は増やさなくても、
出汁を取ってあげる、
とか、
具材を変えるとか、
何かしら、対応してあげることはできますよね。
それで、
相手が「みそ汁、みそ変えた?うまくなったね」
なんて言ってくれれば、なお嬉しいし、自分としては
「してやったり」
ですよね。
受け取る側が、
少し、大人なものの受け取り方をしてあげれば、
万事うまくいくのです。
大人なものの受け取り方、とは、
相手に「寄り添う」
つまり、
「聴く」
と言うことです。
まとめ
「病院の薬の方が効くと思わない?」
「塾って何年生になったら行かせればいいのかな?」
「30分早く起きてみない?」
「ジョギングって体にいいかな?」
「いくらか足りない?」
「ゲーム、目、疲れない?」
「どうすれば泣き止む?」
単なる質問形式にしづらい場合もありますが、
「言い方を変える」
と言うのは、
言い換えてみれば、
「相手の身になって、言う」
と言うことです。
そして、結論は
「相手に委ねる」
ことになるのです。
相手をコントロールしようとするようなものの言い方、
は、相手が不機嫌になって当然です。
誰しも、
指図されて気分のいい人などいません。
つまり、
決めるのは「自分」ではなく「相手」
と言うことです。
聞く側も、
「聴く」
を意識して、
相手が、何を言いたいのか、
を受け止めることです。
今日の話は、
夫婦なればこそ、
難しいことですけどね。
つい、
言い過ぎたり、
カッとなったりしてしまいますもんね。
でも、
この気持ちを「持つ」
ことが大切です。
この気持ちを「持つ」
ことから、夫婦の「改善」は、始まっていくのです。
ぜひご参考に。
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