【夫婦関係コラム】離婚理由20年で激変!夫婦の経済的困窮を解く!
2000年 男性1位 性格の不一致
2位 異性関係(浮気・不倫)
3位 家族との人間関係
女性1位 性格の不一致
2位 金銭的問題
3位 身体的暴力(DV)
2020年 男性1位 性格の不一致
2位 精神的虐待(モラハラ)
3位 金銭的問題
女性1位 金銭的問題
2位 性格の不一致
3位 精神的虐待(モラハラ)
この統計を見て、皆さんどう思われますか?
今日は、
いつものブログと違い、夫婦を取り巻く社会情勢について
ちょっと書いてみたいと思います。
不景気の波はついに夫婦関係まで圧迫
2020年は、「コロナ離婚」と言う言葉まで、
できた年ですので、ちょっと様相は違うかもしれませんが、
この20年で、
夫婦共に揺るがない離婚理由1位を占めていた
「性格の不一致」が
「金銭的問題」に奪われるという事態が起こった、
これが、
何と言っても、大事件だと思うのです。
家庭を守る女性にとって、
「金銭的問題」は一大事です。
ですが、
それが「離婚」にまで発展する問題になってしまった、
この社会の情勢はどうなのでしょう?
2020年、
コロナでリモートワーク、
会社の休業など、
家庭の財政事情はひっ迫しました。
旦那さんの給料を補っていた主婦のパートも
スーパーの時短営業や飲食店の休業なども重なり、
家庭に入るお金は、かなり減ったことでしょう。
そして、
普段会社にいるはずの旦那と
学校にいるはずの子供まで家で生活し、
収入は減るのに食費、光熱費など、
出費はかさむ一方、
そんな中で、
夫婦関係にも悪影響が降りかかり、
ついに「離婚原因」にまで、
発展したのでしょう。
景気が上向くはずだった
2020東京オリンピックも
コロナの波で盛り上がり不足。
ついには、
離婚理由も「性格の不一致」を追い抜いて、
「金銭問題」が1位を取る始末です。
ここで、
面白いのは、女性が「金銭問題」を「離婚理由」に
上げるのはよく分かりますが、
2020年には、男性の3位にも「金銭問題」が
上がってきていることなのです。
それだけ、
金銭的な問題が夫婦としての家庭を圧迫している
ということなのです。
金銭以外の離婚理由
注目すべきは、
DV・モラハラ、虐待についてです。
精神的、肉体的な虐待の違いはありますが、
同じ、相手に与える暴力としては、
20年で、女性から男性、という図式が
表れたのは大きなことです。
男性から女性への暴力と取られがちな
DV・モラハラですが、
近年では、女性が男性に行う暴力行為も
「離婚」と言う結末を生んでいることになります。
一般的に、
男性は、女性に口で勝つことはできません。
喧嘩になっても、
男性は、黙りこくってしまうか、
その場から立ち去るかです。
なので、
男性が女性に勝つためには、
肉体的に「手を上げる」しかないのです。
男性とは、
「プライドの塊」ですから、
「負ける」と言うことは、
相手がだれであれ、許されることではないのです。
ま、とはいっても、
愛し合った夫婦で
「勝ち負け」が必要なのか、
は、甚だ疑問ですが・・・
ただ、
男性とは、
脳の構造自体がそういう風にできている、
ということは、理解しておかなければ
ならないのかもしれません。
離婚理由「異性関係」
2000年、
男性の2位は「異性関係」です。
これは、
どういうことかと言うと、
奥さんが「不倫や浮気」をしている、
と言うことです。
それに対して、
旦那さんが「離婚」する、
という、縮図です。
これを見ると、
「えっっ???」
男性の方が不倫や浮気って多いんじゃないの?
って思いますよね。
その通りなんです。
この「司法統計」ってやつは、
「離婚」の申し立てのあったもののみ、
の統計ですから、
圧倒的に女性の数が多いのです。
そして、
順位の決め方が「%」なので、
例えば、
2000年男性2位の「異性関係」は男性全体の19%で、2位
女性の「異性関係」は女性全体の27%だけど、4位なのです。
しかも、
件数で言っても、
女性の方が圧倒的に多いのです。
とは、言いましても、
20年間で、
割合的に「異性関係」が上位に来ることが無くなった、
ことは、注視すべきことだと思います。
実は、
「浮気や不倫」って、
とにかく「お金」がかかりますよね。
ホテルを使うにしたって、
食事に誘うにしたって、
愛人に住居を渡すなんて、
とんでもないお金がかかりますよね。
つまり、
困窮した2020年では、
「異性」を外に作ることすらできない、
状況なのです。
「浮気や不倫」とは、
お金のある人にしかできない、行為なのです。
つまり、
20年間で、
不況は進み、
異性問題すら起こすことのできない、
社会情勢になっているのです。
まとめ
昔、
夫は、台所へ入ることさえありませんでした。
妻も、専業主婦が当たり前で、パート、なんて
考えもしない女性が圧倒的でした。
ですが、
時代は変わり、
旦那さんの方が料理はうまく、
奥さんの方が収入の多い共稼ぎ夫婦も
珍しくありません。
男性は家事を負担に思わず、
女性も男性からの収入で暮らさなくても
生活できる時代が来てしまいました。
「結婚」をする意味、
ってあるのでしょうか?
一昔前のように
男性は奥さんがいないと何もできない、
女性は旦那さんがいないと生活すらできない、
だから、
お互いがお互いをリスペクトする、
そんな時代の「結婚」は
どこへ行ってしまったのでしょう。
子供?
ただそれだけのために結婚した夫婦は、
子供が巣立って、
「離婚」を選択しています。
それは、
結婚の理由が「子供」だからです。
スーパーにはお惣菜が並び、
法律で男女は雇用が平等です。
この社会を「国」が作った結果、
少子高齢化、
離婚率は、3組に1組が離婚する時代に
突入しました。
子供の数は減り、
既婚者の数もどんどん減っていく中で、
日本はどこへ向かっていくのでしょう。
せめて、
今、結婚している、ご夫婦が、
笑顔で、お墓まで一緒に入れるよう、
少しでも
お手伝いが出来たら、
と思います。
今日は、
いつものブログとは、
ちょっと違った観点から
お話をしてみました。
ですが、
結論は一緒です。
皆様、ご夫婦が、
円満に末永く暮らせますように。
です。
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