【夫婦関係コラム】「親子連鎖」の悲劇！無意識レベルの「連鎖」を断ち切るたった一つの方法！
親子連鎖って何？
そう思われた方、
知らず知らずのうちに、子供を殴ってしまったり、
子供に対し、そこまで怒ることなかったって、
後で、後悔することないですか？
「親子連鎖」とは？
自分が、子供のころ、親から同じようにされていたことを
自分の意識と関係なく自分の子供にしてしまっている、
このことを「親子連鎖」って言います。
心理用語としては、
「家族連鎖」や「世代間連鎖」
って言ったりします。
これは、
親子だけでなく、親の親、もしくは、そのまた親など
世代を通じて、同じような連鎖が起きている、
と言うことを意味しています。
親子連鎖とは、
例えば、虐待、上の子だけを可愛がる、育児放棄なども
自分の親から受けたことを、
自分がされて嫌だったので自分の子供には、
しないようにしようと思いながら、
気付くとしてしまっているような状態をいいます。
親子連鎖の悲劇！？
この、
親子連鎖の行為とは、
自分がしようと思ってしていないケースが多く、
潜在意識的に行為に及んでしまっているので、
例えば、
子供に辛く当たってしまった後で、
自分を責めてしまうことが多いのです。
「ああ、なんてことをしてしまったのか」
「これでは、親と一緒ではないか」
「子供に申し訳ない」
などと、
自分を強く責め、
でも、また、気付くと、
子供に辛く当たってしまっている。
これを繰り返し、
どんどん、悪循環にはまって
抜け出せなくなってしまうケースがあるのです。
しかも、
パートナーからも、その状況を責められたりすると
夫婦関係にも害を及ぼし、
夫婦仲が悪化していく。
もっと、よくないケースだと、
虐待を受けている子供が、
「僕が悪い子だから親に怒られるんだ」
などと、子供までもが自分を責めてしまい、
なおかつ、
自分のせいで両親の仲が悪くなっている
とまで思ってしまう状況もあります。
つまり、
この「親子連鎖」の状況は、
できるだけ早く断ち切る必要があるのです。
親子連鎖を断ち切るたった一つの方法
この、虐待などは、
自分の意志と無関係の行動の場合が多く、
しかも、
親からの連鎖で、
その行動が行われているとは、
本人も全く気付いていないこともあります。
つまり、
まず、その行動に本人が
「気付く」
こと。
それが、親からの「連鎖」によることを
ちゃんと、把握すること。
これは、
例えば、子供に怒鳴ってしまったことが、
本当に子供のためを思って怒鳴ったのか？
それとも、
単なる自分のイラ立ちから子供を怒鳴ったのか、
では、
まったく意味が違ってきます。
これを、分析するには
その都度、
ノートに内容を書きとる
ことが必要です。
そして、
例えば、殴ってしまった理由が何なのかを
自分なりに考えて書いておくのです。
このノートは、
誰に見せる訳でもないので、
自分の心に正直に書くことが、
ポイントです。
もし、
なんの意味もなく殴ってしまったのなら
その通り、
「何の意味なく殴ってしまった」
と書いておけばいいのです。
そして、
それが、自分の意志と関係なく
無意識の行動だったことを
自分自身で確認するのです。
自分自身で無意識を確認する一番良い方法が
「書くこと」
なのです。
無意識だった場合、
連鎖によるものが予想されます。
その場合、
です。
「気付いた」時は、
自分を責めることなく、
自分を癒すのです。
まずは自分を「許す」ところから
始めてください。
「許容」すること。
そんな「自分」も認めること。
「子供に怒鳴っちゃったんだね」
「大丈夫だよ」
「子供時代、辛かったね」
「よく頑張ったね」
「私がついてるよ」
って。
まずは、
自分の心の中にいる傷ついた自分自身を癒してあげてください。
自分の心が癒されれば、
自然と自分の子供も同じように癒してあげることが
できるようになります。
怒鳴らないようになります。
殴らないようになります。
まとめ
この連鎖は、
子供が大きくなったからそれでいい
と言うわけではありません。
仮に、
子供が大きくなったので
攻撃しないようになったとしても、
そのはけ口は、
パートナーに向けてしまったり、
職場の後輩だったり、
年老いた母親だったり、
相手が誰もいなければ、
自分自身の身体を痛めつけてしまう場合も
あります。
しかも、
気付かず
に、です。
どこかで、
その自分に「気付き」
対処できるのであれば、
自分でも対応していきましょう。
もし、
「インナーチャイルドのワーク」など
上手くいかない場合には、
相談してくださいね。
時には、
お医者さんの手を借りることも
考えてみてください。
あまり症状がひどくなってからでは
治りが遅くなってしまうことも考えられます。
一人で悩まず、
誰かに相談してみることを
お勧めします。
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