【夫婦関係コラム】夫婦の上下関係！あなたは神ですか？そんなに偉いのですか？
夫が浮気をしました？
「許せない」
って思いましたか？
そもそも、
「許す」「許さない」
って、誰がすることでなのでしょう？
今日は、
そんなお話です。
「許す」のは誰の仕事？
「許す」「許さない」
って、
その言葉通り、
「許可」
ですよね。
許可する、しない、
って、
考えてみてください。
誰がしてますか？
目上の人（立場が上の人）ですよね。
例えば、
何かを申請して「許可をもらう」
役所にしても、会社にしても、
立場は、許可して「もらう」立場の人が
許可「する」人にもらうんですよね。
上下関係とは言わないまでも、
しっかり、
立場は、「もらう」人が「許可する」人に、
「お願いをする」
ってことになってますね。
「お願いする」んです。
夫婦関係で考えてみましょう。
浮気の「許可」？
「浮気」と言う「やってはいけないこと」
と言う観点であれば、
それは、
「許可」が必要かもしれませんが、
夫婦関係は「対等」です。
夫婦に上下はありません。
むしろ、
上下関係を作っている夫婦で、
うまくいって仲良し夫婦です、
という夫婦は見たことがありません。
確かに、
「尻に敷かれた旦那」とか、
完全に
「立場が上で奥さんを仕切っている旦那」
とかで、関係が成り立っているご夫婦もいます。
でも、
これは、
一見、関係に上下がありそうで、
上下関係ではなく、
「相手を受け容れている」
そんな場合だけに成り立っているのです。
無理やり作った
上下関係であれば、それは、必ず、破綻します。
うまくは、いっていません。
なぜなら、
それは、
奴隷と一緒だからです。
夫婦関係は、
服従させることではありません。
関係は、
ともに作り上げて、
ともに人生を歩んでいかなければならないのです。
つまり、
「許す」「許さない」
なんて、
偉そうなことを考えるべきではないのです。
考えるべきことは、
「相手のその行為」
を
「受け容れる」
か
「受け容れない」
か
の二択なのです。
受け入れられるか受け入れられないかを
判断するのは
「自分」なのですが、
「許す」だ「許さない」だの、
そんな、偉そうなことを考えている時点で、
相手は、
あなたのことを
すでに、
「愛していない」
可能性があるのです。
だから、
「浮気」
なのです。
「許せない」の感情
もちろん、
相手を
「許せない」
なんて感情が湧くのは当然です。
だって、
「浮気」
なんて、「許せない」ですよね。
でも、
そんな感情が湧いたときは、
ちょっと、冷静に考えてみてほしいのです。
相手を「支配しようとしていないか」を。
相手は
あなたの
「物」
ではありません。
相手が「物」じゃないことくらい、
分かっているかもしれませんが、
いつの間にか、
相手を「物扱い」してしまっているかもしれないのです。
だから、
「許せない」
なんて感情が湧きあがるのです。
「私の物が取られた」
みたいな感情です。
あなたの相手を支配しようとしている「感情」です。
そんな感情があると、逆に
「相手の感情」は、あなたからどんどん離れていきますよ。
その感情から、
相手を解き放してあげてください。
同等になってください。
夫婦は、共に歩むのです。
「一心同体」でなければならないのです。
すみません。
ちょっと、
話が精神論的になってきてしまったので、
元に戻しますね。
夫婦は一心同体
これは、
夫婦の最終形です。
皆さん、
これを目指しても、なかなかうまくいかないんですよね。
でも、
これは、
夫婦生活と言う「慣れ」の中で、
お互いが、
相手を自分の「物」のような感覚に
なってしまうことから、
関係の悪化が始まっているのです。
相手を支配しようとするのではなく、
「共に生きる」
と言う感覚を養って下さい。
共に生きる相手は、
感情を持った生き物です。
もちろん、
あなたとは、全く違う「感情」
を持った生き物です。
それを、
理解した上で、
一緒に生きていきましょうね。
まとめ
夫婦関係に「上下」はありません。
どちらが偉い、
なんてないのですから、
相手に判断を下すような
「許す」
なんて感情は、捨てましょう。
受け入れられないのであれば、
それは、
仕方ないことです。
素直に、
相手に、「受け容れられそうもない」
って、言ってみましょう。
それに対して、
考えるのは相手です。
どうするかを決めるのも
「相手」です。
それには、
しっかりと従いましょうね。
でも、
「受け容れられない」
自分を
「受け容れられる」
自分に変えることは、できると思いますよ。
そのヒントは、
このブログの中で
たくさん書いてますよね。
「受け容れられない」
って、相手に伝える前に、
できることは、やってみましょう。
それでも、
できない時、
初めて
「受け容れられない」
って、言ってみても遅くはないと思いますよ。
ご参考になさってくださいね。
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