【夫婦関係コラム】夫婦喧嘩の「善」と「悪」!「喧嘩するほど仲が良い」は嘘!
痴話げんかのようにカップルが
喧嘩をしているところを見かけますが、
あれは、喧嘩ではないです。
イチャイチャです。
もちろん夫婦でも、
そんな光景はありますが、
夫婦の場合は、
できるなら、痴話げんかであっても
するべきではないですね。
喧嘩の原因
夫婦で喧嘩になる時、
大半は、奥さんの旦那さんに対するお小言
が始まりではないでしょうか?
「ねぇ、靴下、そんなところに脱がないで」
「遅くなる時は、連絡してって言ったでしょ」
「子供の面倒少しは見てよ」
「寝る時は電気消してよね」
「ゴミくらい出してよ」
「また、無駄遣いして」
「ゲームばっかりしないで」
どうですか?
こんな何気ない会話から
旦那さんの言い訳やら、反論やらで、
気付いたら、怒鳴り合いになっていませんか?
これらの積み重ねが、
夫婦の破綻を招き、
いつの日か、「離婚」
と言う結果になってしまうのです。
「喧嘩」とは、
二人にとって、二人を成長させる
価値ある喧嘩だったとしたら、まだ、
救いようはあります。
ですが、
喧嘩の多くは、結果として、
何も成果を生み出しません。
ならば、
しない方が良いですよね。
喧嘩の「善」
喧嘩をして
二人が成長する喧嘩とは、どんなものでしょう?
それは、
喧嘩しても、
二人が必ず仲直りをして、
なおかつ、二人が喧嘩前よりも
仲が良くなるような場合。
仲が良くなる、
と言うより、もっと、多くを得ることが
できるような場合。
例えば、
喧嘩したものの、
逆に相手の良いところがたくさん見え、
ますます相手に尽くすことができるようになった、とか、
喧嘩したことにより、
今まで、黙っていたけれども、
嫌なことが吐き出せて、
相手の理解が深まり、
尊敬度合いが増した、などです。
ですが、
こんなケースは、
ほぼ無いです。
そんなに分かり合えるような二人なら、
おそらく、喧嘩にならなくて、
二人でちゃんと話し合って、
意見を言い合い、二人とも成長しています。
なかなか、喧嘩したものの
二人が成長できた、
なんてことはないのが普通です。
喧嘩の「悪」
喧嘩をして、
一番よくないのは、
しばらく、その状態を引きずることです。
つまり、
冷戦状態がしばらく続くことです。
そして、
その冷戦状態が長ければ長いほど、
お互いの気持ちは、離れていきます。
どちらかが、
謝ってしまえば、いいことなのですが、
夫婦間では、どちらも頑なに
謝らない状態が続くことが
多いです。
これは、
本当に夫婦の危機的状態を近づけますので、
できれば、
避けたい出来事です。
仮に、
すぐどちらかが謝る夫婦だとしても、
回数が増えてくると、
誤ること自体にその価値が失われてきます。
「謝りゃいいと思ってんの」
ってなってきたら、
もうまずい状態です。
早急な対処が必要です。
なんにしても、
喧嘩をしない工夫をしなければいけません。
喧嘩をしないコツ
このコツは、
まず、
相手に「反論しない」です。
何を言われても、
反論しないことを心がけましょう。
そして、
お小言を言わない。
です。
大体、
お小言を言われると反論したくなります。
でも、
反論しない。
そして、
お小言そのものを言わない心がけです。
そもそも、
「反論」も「お小言」も
相手を受け入れていないから
出る言葉です。
例えば、
結婚前、彼の部屋へ行って、
雑然と散らかった部屋を見たあなたは、
「片付けてあげようか?」
って、母性本能をくすぐられ、喜んで部屋を片付けたと思います。
その行為を見た彼も、
心から「ありがとう」って言ったと思います。
そして、
こんな彼女と結婚出来たらな、
って思ったはずなんです。
お互いがお互いを受け入れていたはずなのに
いつの間にか、
受け入れられなくなってしまったのです。
なので、
決して、
できないことをしろ、
と言っている訳ではなく、
以前はできていたことを
もう一度やってみましょう、
と言っているだけなのです。
まとめ
とにかく、
喧嘩することは、
二人にとって利益になることは少ないです。
むしろ、
積もり積もって
それが、暴力になったり、
家出をしたり、
あるいは、
他に異性を見つけてしまったりと言うことにも
なりかねません。
うちは、
全く喧嘩ないので大丈夫、
と言う方も、
相手が、ただひたすら我慢しているだけかもしれません。
そんな夫婦は、
ある日突然の「離婚届」に
驚愕して慌てまくる、
なんてこともあり得ます。
日々の言葉や態度には、
十分、気を付けましょうね。
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