【夫婦関係コラム】「あなたを幸せにします」の噓！自己肯定感と幸せの関係！
あなたは今、幸せですか？
この質問に自信をもって
「幸せです！」
って、答えられる人が何人いるでしょう？
では、
「幸せ」
って何なんでしょうね？
今日は、少し、
「幸せ」
について、考えてみたいと思います。
「幸せ」の定義
「幸せ」を辞書で引いたことありますか？
多分、多くの人は、辞書で引かなくたって意味は分かるよ、
って、お思いですよね。
ですけど、
意外な言葉が出てくるんです。
まず、辞書のトップに出てくる言葉は、
「１、運が良いこと」
ですって。
意外じゃないですか？
「幸せ」って「運」なんですよ。
もちろん、
「不満がないこと」
なんて意味も出てきますけど、
三番目には
「運命」
四番目には、また、
「運が良くなること」
って出てくるんです。
結局、
「幸せ」＝「運」
なんです。
で、
プロポーズの代名詞のような、この
「幸せにします！」
って、
「あなたの「運」を良くします！」
「だから、結婚してください！」
どう思いますか？
これで、結婚してくれる女性って
いると思いますか？
私の運気を上げるってどうやって？？？
って思いませんか？
あなたは、占い師ですか？
それとも、
風水の先生ですか？
結婚をお願いする言葉としては、
あまりに不自然ですよね。
「幸せ」についてのアンケート
「あなたは今、幸せですか？」
このアンケートに答えた方のうち、
「不幸せ」
と答えた方は、
全体の１割くらいしかいないんです。
残りの方は、
「幸せ」と答えているのですが、
その中でも、
「メチャメチャ幸せ」と答えた方は
たったの２割。
あとの方は、
「まあまあ幸せ」くらいの、
「不幸せ」じゃないから「幸せ」なのかなあ、
くらいな感じなのです。
でも、
もし、
「あなたは、運がいいですか？」
と質問したら、
９割の人が「私は運がいい」
って、答えるでしょうか？
つまり、
多くの方は
「幸せ」と言う言葉を、
少し、本来の意味とは取り違えて理解しているのです。
「幸せ」の感じ方
ここでは、
本来の意味ではないですが、
一般的に
「幸せ」と言われてイメージする、
「幸せ」の感じ方、
について書いていきますね。
「あなたは今、幸せですか？」
旦那が居て、子供がいて、
まあ、生活はそんなに楽じゃないけど、
まあ、幸せかなぁ・・・
とりあえず、
仕事があって、
給料は安いけど、生活もできて、
ん－－－、まあ、幸せかなぁ・・・
奥さんとは喧嘩ばっかだけど、
子供は可愛いし、
飯も作ってくれるし、
まあ、幸せなんじゃないかな・・・
旦那に先立たれたけど、
遺族年金もらって、
パートだけで生活できてるし、
うん、幸せね・・・
離婚はしたけど、
再婚出来て、子供、授かって、
幸せな人生かもしれないわ・・・
「幸せ」の形って、
人それぞれだと思います。
でも、
「幸せ」って、
そう思えるか、思えないかが
「幸せ」のバロメーター、
ってことなんですよ。
面白いことに、
「億万長者」と言われるような人たちに
同じ「今、幸せですか？」って質問をすると、
半分くらいの人が
「不幸せ」って答えるらしいんです。
つまり、
お金をたくさん持つことと「幸せ」ってイコールじゃない、
ってことが分かるんです。
でも、
お金がない一般人にとっては、
「お金持ちになること＝幸せ」
みたいに考えますよね。
なので、
プロポーズで
「幸せにします！」
って言葉も、
どこか、「お金で苦労かけません」宣言
みたいに思いませんか？
ま、少し、話が逸れましたが、
「幸せ」って、
そう思っていれば「幸せ」で
そう思わなければ「不幸せ」
なんです。
では、
「幸せになる」
って、どうしたら「幸せ」になれるのでしょうか？
「幸せ」と思える心
答えは簡単です。
「自己肯定感」
なのです。
自己肯定感が低い人は、
自分を否定し続けている人、
「自分なんかダメだ」
「自分には価値がない」
「あの人の方がいい」
「自分に自信がない」
「自分にはできない」
「うまくいくはずがない」
こんな感じで
自分を常に責めている人のことを言います。
これでは、
とても「幸せ」なんて言えませんよね。
つまり、
「幸せ」になりたければ、
周りの人間なんかどうでもよく、
自分の「自己肯定感」を上げる、
このことで、
「幸せ」と言う感覚が芽生え、
自分が「幸せ者だ」
と思えるのです。
では、
「自己肯定感」を上げるにはどうしたらよいか？
それには、
「インナーチャイルド」のワーク。
これが、
第一だと思います。
自己肯定感の低い方は
幼少期のトラウマが起因している方が
非常に多いのです。
仮に、
夫婦仲が悪いことで
自己肯定感がダダ下がりしてしまった方も、
よくよく話を聞くと、
幼少期に原因があり、
それが夫婦仲を悪くしている原因の方が多いのも
事実です。
三つ子の魂～とも言いますが、
子供の頃の記憶とは、
大人になって気付いていなくても、
潜在意識的には、
多くの方が心を病む原因になっているものなのです。
まとめ
「幸せ」とは、
どんなに貧しくても、
どんなに不幸が続いても、
本人が「幸せ」と思えれば、
「幸せ」なのです。
「幸せ」と思って生活できれば、
周りに対する感謝の気持ちも、
自身の心のゆとりも生まれ、
それこそ、
本当に「幸せ」が舞い込んでくるものです。
つまり、
現状をどう捉えるかが問題なのです。
傍から見れば不幸であっても、
自分が不幸と思わなければ、
それは
「幸せ」です。
そう思える心づくりに
日々、励みましょう。
そうすれば、
本当の幸せは、もうあなたのそばまで
訪れているのです。
価値のない人間なんて
いませんよ。
あなたは、
生きているだけで、
大きな価値の持ち主です。
そのことを
忘れないでくださいね。
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