【夫婦関係コラム】「夫婦愛」とは顔を見合うことではなく同じ方向を向くこと!
サン=テグジュジュペリ
ってご存知ですか?
「星の王子様」の作者です。
その、サン=テグジュジュペリが
こんな言葉を残してます。
「愛するということは、
お互いに顔を見あうことではなくて、
一緒に同じ方向を見ることだ」
って。
夫婦仲が悪化する人の大きな勘違い
このブログでも
夫婦仲の修復には
「観察」
が大切です。
と言うお話はしています。
これは、
夫婦仲の基本が、
お互いに対してもっと興味を持ちましょう、
だと言うことを言っています。
恋愛中、
相手のことを知りたくて知りたくて
仕方なかったのに、
結婚したとたん、
「相手はこう言うものだ」
もしくは、
「相手にこうなってほしい」
と言う、
我を押し付ける行動に出ます。
相手はそう思っていないのにです。
相手がどう思っているかを
もっと
知る必要があるのです。
相手がそう思っていないことを
あなたの感覚で押し付けたら、
それは、
夫婦仲を悪化させる原因になります。
なので、
もっと相手を知りましょう。
興味を持ちましょう。
これが
夫婦仲の基本です。
つまり、
相手の「観察」です。
でも、
この「観察」は「監視」になってはいけません。
さらに、
相手をよく見ること、
と言うのは、
相手に振り回されることでもないのです。
ここも勘違いしがちなところです。
「同じ方向を向く」とは?
まず、
「相手を知ること」です。
相手がどこを向いているのか分からなければ、
夫婦なのに、
別方向へ歩いて行ってしまいます。
これでは、
交わるどころか、
近づくことさえありません。
まずは、
相手をよく知ること、です。
これが、
「観察」です。
そして、
観察できても、
間違えてほしくないことは、
相手に我を押し付けないことです。
もし、相手が「右を向いている」と分かっても、
相手に対して
「左向いてよ」
になってしまっては、
押し付けです。
そして「観察」して、
相手が右を向いていることが分かったとしても、
実は左を向きたいあなたが、右を向いてしまってもいけません。
これは、
相手に振り回されていることになります。
多くの人が勘違いするところです。
分かりづらいですが、
右を向いているのが分かったら、
「ああ、この人は右を向いているんだ」
って理解してください。
ここが
重要です。
そして、
理解したら、
あなたが「考える」のです。
どうするかを、
です。
そして、
あなたの考えを相手に話すのです。
これが、
「同じ方向を向く」
と言うことです。
サン=テグジュジュペリだって
「同じ方向を向くこと」
とは言っていますが、
「同じ方向へ進むこと」
とは言っていませんよね。
夫婦が同じ方向へ進めれば、
それは一番理想ですが、
おそらく、
無理なのです。
なぜなら、
相手は、「あなたではない」からです。
夫婦は共同体、ですが、
あなたの分身ではない、
と言うことです。
だから、
同じ方向を向いたとしても、
別に、
同じ方向へ進まなくても良いのです。
「同じ方向」とは、
「それぞれ、違った方向へ進もう」
と言う、
二人の共通の意見であれば、それが
「同じ方向へ向く」
と言うことです。
夫婦二人で「考えを合わせる」
ことが重要なのです。
ですが、
夫婦仲の悪くなる人と言うのは、
とかく、
同じ方向へ歩きたがります。
つまり、
「押し付け」
なのです。
押し付けを強要されたら、
心が離れます。
これが、
多くの夫婦がやりがちな過ちです。
右を向いている人を無理やり
左を向けようとしたり、
右を向きたくもないあなたが、
無理やり右を向くことがあってもいけないのです。
話し合ってください。
そして、
あなたの出した結論が「右を一緒に向く」なら、
あなたの意見ですよね。
無理やりではなく、
納得の上での「右を向く行動」ですよね。
相手に振り回された訳でもありません。
ちゃんとしたあなたの意見です。
「同じ方向を向く」
これを考えてみてください。
まとめ
夫婦仲の修復は、
まず
相手の「観察」からです。
「監視」しないように、
植物を観察するように、
見守ってください。
恋愛中、あなたがそうしていたようにです。
「相手への興味」です。
結婚したって
相手は「謎な生き物」なのです。
これは、
一生涯、変わりません。
どんなに相手もことを分かったつもりになっても、
あなたではない人間のことを
全て分かろうなどとは考えないことです。
でも、
「分かりたい」
だから、
夫婦が成り立つのです。
分からないからこそ
分かりたいのです。
分かった気になって
自分のこうあるべきを押し付けないでください。
そして、
相手を「理解」してください。
こう考えているんだ、
と分かってください。
でも、
相手に合わせよう、
とするのではなく、
自分でどうするのがいいのかを考えてください。
そして、
その考えを相手に伝えましょう。
でも、
その考えは相手とは、絶対に違うはずなのです。
それでいいのです。
そこでまた考えるのです。
違うから、どうするのかを、です。
もちろん、
違う方向へ進みましょう、
とあなたが言っても相手がそれを反対することもあるでしょうね。
そうしたら、
「この人は同じ方向へ進みたい人なんだ」
と理解が増えましたね。
そこで、
また考えましょう。
決して、
我を押し付けないでください。
相手に振り回されるわけでもなく、
あなたの出した結論が、
相手と同じ方向へ進む、
と結論付けたのなら、
それは、
振り回された訳ではなく、
あなたの出した立派な結論です。
納得できなければ、
納得できるまで、
話し合いましょう。
右か左かだけでなく、
右斜め前、
と言う方向だって、
真上や真下、
もしくは、
後ろ、
なんて選択肢だってあります。
別々に一人は右、一人は左、
でなくてもいいのです。
答えは無限にある
と言うことです。
押し付けではない
解決策を二人でみつけていきましょう。
これが、
「同じ方向を向く」
と言うことです。
ご参考に。
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