【夫婦関係コラム】「夫婦の断捨離」とは?離婚?修復?本当に要らないものって何?
「断捨離」って言葉、ご存じですか?
ちょっと流行りましたよね。
要らないものを捨て、
人生そのものを見直していこう、
っていう考え方です。
夫婦間においても「断捨離」って考え方、
必要だと思いませんか?
捨てるものは、夫?妻?断捨離の考え方
不要なものを捨て、
生き方を変えていくには、
不要なパートナーを処分し、
新しいパートナーと新しい未来を切り拓く。
そんな思いが頭を過ぎった方、
違いますよぉ。
それでは、
夫婦仲は修復できません。
不要なものは、
パートナーではないのです。
では、
夫婦間において、
何が不要なのでしょうか?
それは、、、
夫婦間で不必要な考えとは?
ズバリ、
「~~~べき」
って、考え方です。
夫婦の間で
「夫は、こうするべき」
「妻とは、こうあるべき」
「家事は、分担すべき」
「妻は、パートに出るべき」
「夫は、妻一途であるべき」
「育児は、妻がするべき」
「親の面倒は、妻が見るべき」
「お小遣いは、いくらにするべき」
「ゴミ出しは、夫がするべき」
これら、全て、
勝手な自分の価値観を
相手に強要しているだけ、
ってこと、気付きましたか?
例をあげましょう。
ご主人は
「食事は、妻が作るべき」
って思ってました。
奥さんは、
「週に一回くらいは、旦那さんが食事当番をするべき」
って思ってました。
二人のその固定観念の中で、
いつも、奥さんが食事を作っていたら、
全く食事を作ってくれない夫に不満は募り、
奥さんは、いずれ爆発します。
逆に、
その固定観念の中で、
毎週一回必ず、旦那さんが食事を作っていたら、
いずれ、旦那さんは、料理を毎日欠かさず作ってくれる
不倫相手のもとへ出ていってしまうかもしれません。
つまり、
夫婦間においては、
お互いが、相手に求める
「こうするべき」
って、固定観念は、根こそぎ、捨てなければならないのです。
なぜなら、
育ってきた環境も違えば、
ものの価値観も考え方も、
もちろん、キレるポイントだって違うし、
相手に不満を持った時、どう行動するかだって、
全く違うのです。
それを
全て理解しようとしたって、
なかなか無理があるのです。
なので、
まずは、
自分自身の
相手に対する「~すべき」
って考え方を捨ててみる。
全てをフラットな立ち位置で
客観的に見てみる癖をつけてみましょう。
と言うことなのです。
だって、
「奥さんが食事を作るべき」
って思いが無くなれば、
自然と、
自分が食事を作ったって
何もおかしいことではありませんよね。
でも、
「食事は奥さんが作るもの」
と思っていたら、
ご飯を作らない奥さんに腹が立ちますよね。
まずは、
「~べき」
を捨てる必要があるのです。
100夫婦100色(ひゃくふうふひゃくいろ)
そもそも論になりますが、
「女性はこうあるべき」
とか、
「男なんだから」
みたいな考え方そのものを捨て、
それぞれの夫婦に合ったものの考えで
その夫婦を形成していくことが
その夫婦を円満にしていくのです。
その夫婦にとって、
奥さんが一日中ソファーで寝転んでテレビを見ていて、
旦那さんが仕事も家事も全てやっていて、
それが二人にとって幸せな結婚生活なら
それでいいのです。
旦那さんが、一日中パチンコ屋に入り浸って、
奥さんが働きながら家事も全てやっていても、
それでその夫婦が幸せならそれでいいのです。
ただし、
それが、本当の意味で
二人にとって
「しあわせ」ならです。
そのご夫婦とっての
本当の「しあわせ」を
見つけていくことが
大切なのです。
まとめ
個々の夫婦が、
その夫婦の在り方で
「しあわせ」になる、
そのためには、
勝手な思い込みである
「こうあるべき」
と言う考えを捨てる必要があるのです。
自分の考える
「~べき」
は、相手の考えている
「~べき」とは全く違う「べき」
なのですから、
それを押し通そうとすれば
必ず摩擦が生じます。
それが、
喧嘩の原因となり、
二人の価値観を遠ざけていくのです。
まずは、
「~べき」
を捨てましょう。
間違っても
パートナーを捨ててはいけませんよ。
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